大好評で幕を閉じた狂気のホラー映画、
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』

出典:itmovieofficial
1986年のスティーブン・キングの小説を基に
トミー・リー・ウォーレスが1990年に映像化した『IT/イット』
2017年にリメイクされて返ってきたのが今回の『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』です。
IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
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物語のあらすじ
主人公ビルは、大雨の日に弟ジョージーを一人外出させてしまいます。
後に大量の血痕とともに失踪したことがわかったのですが、
ビルは「ジョージーは生きてる」と信じ、
ショックで現実逃避(ジョージーの幻覚を見る)と言語障害(どもってしまう)を併発してしまいます。
そんな彼を見て周囲は同情していましたが、
クラスの負け犬組と一緒にいるうちにビルも負け犬組「ルーザーズ」の一員としていじめられてしまいます。
ルーザーズの少年少女はそれぞれ心に傷を抱えており、
上級生や同級生からのいじめ、家庭問題に耐えつつも日々を過ごしていました。
そんな中彼らの前に現れた狂気の”踊るピエロ ペニー・ワイズ”。
ピエロが現れた時に必ず起こる怪奇現象。
子供たちはその原因を突き止め襲い来るピエロを撃退することができるのでしょうか…
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町の歴史に隠された秘密
ルーザーズの一人であるマイク。
転校生の彼は町のことを深く知ろうと、
研究課題に町の歴史を選択します。
ちょうどその時街では子供の行方不明が多発していたのですが、
マイクは27年前に起こった子供たちが大量に死亡した事件、
イースター祭の爆破事件の記事を見つけます。
原作ではそこに載っていたのはなんとあの忌まわしきピエロ「ペニー・ワイズ」。
遡るとなんと200年前の事件の記事にもペニーワイズの姿が描かれていました。
27年ごとに事件が起こると確信したマイクは、
ルーザーズのメンバーを部屋に集め、
事件が起こった場所から町の地下水路がピエロの住処ではないかと突き止めます。
そして地下水路の最終地点、古井戸がある廃屋敷を見つけたルーザーズは
現地に赴き「ペニーワイズ」を倒し、
攫われた子供たちを探しだす決意を固めます。
ITの正体
”IT”の正体は、
文字通り「それ」。
ある少年は「雨の中一人であるかせてしまった弟の失踪」に自責の念を抱き、
ある少女は「性的虐待をしてくる父親、そんな中始まってしまった生理」に恐怖する。
またある少年は「病気の自分にとても過保護で束縛の激しい母親、又自分を苦しめる喘息」に恐怖し、
ある少年は「両親を火事で亡くし、祖父の家業(羊を撃って出荷する)」ことに恐怖を感じている。
他にも様々な子供たちの”恐怖”が登場しますが、
劇中では踊るピエロ”ペニーワイズ”が
それぞれが怖いと感じているものに変身し、
闇の中、雨の中、廃屋敷で襲いかかってくるのです。
次のページではITからの開放、ペニーワイズの正体、おまけをご紹介します。
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